若者中心主義「影の政党」

憲法記念日を迎えて 談話

2015年05月03日 00:00

憲法記念日を迎えて 談話

平成27年5月3日

本日5月3日、日本国憲法が施行し69年が経過しました。同時に、軍国主義から、戦争を放棄した民主主義へと革命が起こった大切な日です。そして今夏で、あれから戦後70周年を迎えます。

しかし今、危険な時勢になっています。この憲法そのものを否定する歴史修正主義者や日本人によるネトウヨが増えてしまっているからです。安倍首相は先の米国訪問で上下両院議会で演説を行いましたがその場で集団的自衛権を制定する約束をしたのです。これは前代未聞の問題行為です。日本ではまだ国会ですら提示されてない内容の上、これから議論していく段階にあります。それを踏む前にいきなり他国で約束をする行為は日本と国会に対する冒涜であります。

とりわけ恐怖の時代になっていることは確かです。ここまで冷酷非情な安倍政権のやり方では、憲法9条が改悪されるのも時間の問題です。憲法に関しては特に真剣に取り組み、同じ護憲派である社会民主党と日本共産党と手を取り合って憲法死守、戦争法案の行使反対を貫かなければなりません。国会議員の7割が憲法改悪に賛成の中、国民世論は過半数以上が「反対」を求めているのです。政府はこの世論をしっかり受け止めるべきと思います。

私たちの平和憲法を左右する最後の砦こそ国民です。我々がしっかり護り、きっぱり「改正反対」と表すこそ日本国憲法下で生まれ育った重要な役割であります。

日本民友党書記長・野田 茉里

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